テレビであまり放送がないですが、SNS等で結構話題になってる太陽フレアとは、太陽の表面に起きる爆発現象です。
この現象は、太陽系の中で一番大きな爆発現象で、小さいものは3回/日ほど起きています。
大きな爆発が生じると、大量のエネルギーが地球に届きます。
その中で、X線や電磁波は、飛行機の無線や人工衛星、ネット環境に通信トラブルが生じ、GPSの精度が悪化すると言われています。
放射線は、室外に居ると被ばくするリスクがあるそうです。
そして、コロナガス・プラズマにより、地球の周りにある磁場がかき回され、発電施設や電力機器に大きなトラブルが生じるリスクがあります。
影響としては様々なことがありますが、私達の生活で、誰もが身近で困ものは、スマホの通信障害だと思います。
何か今、対処できることがあれば、していきたいですよね。
そして、過去にどのような影響があったのか、体への影響があるのか、気になります。
そこで、今回は太陽フレア2022スマホの通信障害対処法はある?人体の影響や過去の事例も紹介していきます。
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太陽フレア2022スマホの通信障害対処法はある?

2022年6月21日総務省は「宇宙天気予報の高度化の在り方に関する検討会」の報告書の中で大きな太陽フレアが生じた場合の「最悪のシナリオ」を公開しました。
その内容の中には、携帯電話は通じなかったり、広範囲の停電も起こる可能性があるということです。
対策をせずで過ごすと、無線システムやGPSなどが大きな影響を受け、2週間に渡ってなかなか利用できず、困る状況になると言われています。
そこで、大きな太陽フレアが生じる前に、それぞれができるスマホの通信障害の対処法についてご紹介します。
スマホの通信障害対処法はある?
結論から言うと、通信障害はすべて防ぐことは困難です。
そのため、リスクを最小限にするしかありません。
方法としては、
- 家族や近しい友人、連絡が必要な人の連絡先を前もってに紙に書き写す。
- 固定電話が自宅にあれば使用できますが、ない方は、最近あまり見ませんが、公衆電話のある場所を検索しておく。
- パソコンのインターネットを有線にできる人は、準備しておく。
スマホは使えなくても、有線通信である自宅の固定電話やインターネットは使えるそうです。
通信トラブルの期間の対処方法だけでも、把握し準備しておくと良いと思います。
しかし、現在は無線LANのご家庭が多いと思うので、なかなか厳しい現状ですね。
その他の対処法
- 自然災害物品準備:大きな太陽フレアが生じた場合、広範囲の停電が起きる可能性があります。そのため、停電時の対策物品も備えておくと良いと思います。
- カーナビでGPSの精度が落ちても、地図情報の機能は利用できるので、地図で移動をする。
- 企業で太陽フレアに対する対策を検討・提供しているところがあるため、情報を集めてみる。
・技研ホールディングス:大規模な電磁波・放射線のシールド施設を提供
・阿波製紙:不要な電磁波を吸収する
・帝人:高い透明性と電磁波シールド機能を併せ持つ「レフテル」を開発
人体の影響や過去の事例も紹介

大きな太陽フレアが生じた際、電波や放射線等が放たれることにより、私達人体には影響はないのでしょうか。
過去の事例と共にご紹介します。
太陽フレアによる人体の影響
公式では、人体の影響はないと言われています。
しかし、様々な記事を見ると、体調不良が生じた記載がある方もいます。
人間は天気や気候によっても体調不良を生じます。
それと同様に太陽フレアにより環境が変わり、体調不良となる方がいるのではないでしょうか。
症状は、関節痛・頭痛・熱感・吐き気、ぼーっとする・やる気が出ない・眠い・イライラする、等の身体的症状と精神的症状がある方もおられます。
対応は、ゆっくり休むことが大切かなと思いますが、症状が辛いようであれば、病院受診したほうが良いかもしれませんね。
過去の事例も紹介
こちらでは、過去に起きた大きな太陽フレアで影響があった事例についてご紹介します。
1859年(安政6年)
当時の記録上最も大きい爆発「キャリントン・イベント」が生じ、通常オーロラが見えない場所でもオーロラが現れました。
住民はステキなオーロラを見れて喜ぶ一方、ヨーロッパや北アメリカ全土の電力の機械は故障しました。
また、通信のための鉄塔からは火が出て、まだ広まる前の電信機器は熱を帯び火災が発生しました。
これほど昔の記録が残っているということは、大変なトラブルがあったことが分かります。
1989年(平成元年)
大きな爆発により、地球は深刻な被害を受け、全世界の社会インフラに大きな被害を及ぼしました。
アメリカでは気象衛星との通信が切れたこよにより、気象データが消失、NASAのTDRS-1衛星では、プラズマによって数百もの電子部品トラブルが確認されました。
カナダでは、電力公社の電力系の全てが破壊され、広範囲の停電が発生しました。
9時間の停電が続き、沢山の人々の生活に大きな影響がありました。
この停電をうけ、宇宙天気予報の研究が進められるようになりました。
2003年(平成15年)
この年の太陽フレアは過去史上最も酷く、数十にも及ぶ人工衛星や惑星探査機が一瞬にして機能トラブルが生じました。
復旧作業により半分は正常に戻りましたが、何個かの計測機器・実験機器は全て壊れたそうです。
また、スウェーデンでは1時間の停電が生じ、たくさんの人が影響を受けました。
2012年(平成24年)
この年に放出された太陽嵐は、1859年の爆発と匹敵するほどの力を持っていました。
この時の太陽嵐は地球の軌道上を通っていたため、発生が少しズレていたら地球に直撃していたと言われています。
幸い軌道からは外れていましたが、もし直接当たっていれば世界中で、今までで一番大きな通信トラブルや停電が起こっていたかもしれません。
これが一番最近の大きな爆発みたいですが、私は全く記憶にありません。
そのため、実際どのようなことが起こるのか恐ろしいですね。
太陽フレアに対する反応
通信トラブルが困るという声、地球の危機についての口コミが多くありました。
太陽フレア2022スマホの通信障害対処法はある?人体の影響や過去の事例も紹介 まとめ

以上、太陽フレア2022スマホの通信障害対処法はある?人体の影響や過去の事例も紹介しました。
太陽はすでに活気づいており、連日のように物質の放出が観測されています。
調べによると、太陽活動が極大になる時は、2025年7月頃になると推測し、広範囲な太陽フレアが起生じるならば、この時期だと考えられています。
全世界では現在、通信機器で日々豊かに便利に生活できるようになってきています。
そのため、太陽フレアによって通信障害が生じたとき、世界は大混乱になることが予想されます。
事前に、どのような影響があるのか、自分たちでできる対処法があるのか、調べ、前もって準備しておくことが大切ですね。
今後、大きな太陽フレアが生じでも、大きな問題が起こらず、皆が無事で入れることを祈ってます。